えびまよ塾長
バス釣りはアメリカ発祥の釣りだけあって、カタカナの専門用語が多いので初心者にとって意味が分からずとっつきにくい。私自身も始めたころは意味の分からない用語が多すぎてよく困ったものです。この記事ではバス釣りの専門用語をイチから解説していこうと思います。日々新しい用語も増えていっているので、どんどん更新して増やしていく予定です。初心者のみんなの役に立てばうれしいです。
あ行
- アーリーサマー:春の終わりから夏にかけての時期。バスの活性が高まる時期。
- アクション:ルアーに動きをつけること。竿やリールを使って、ルアーを泳がせたり跳ねさせたりして魚を引きつける。
- アタリ:魚がルアーに食いつく際に感じる手元への振動。
- アフタースポーン:産卵期(スポーン)の後で、バスが体力を回復するための時期。
- アングラー:釣り人のこと。
- アンカー:ボートを固定するためのいかり。風や流れでボートが流されないようにする。
- インレット:川や水路が流れ込む場所で、バスが集まりやすいポイント。
- ウィード:水中に生育する藻(も)や水草全般の総称。
- ウェーディング:専用のスーツを着て体半分ほど水につかりながら釣りをすること。
- 陸っぱり(おかっぱり):岸から釣りをすること。
- オーバーハング:植物や樹木が水面へとせり出している状態のこと。
- オープンウォーター:障害物のない広い水域のこと。
か行
- 活性:魚の食い気(近い表現とすれば元気)のこと。高いと積極的に食い、低いと食い気は鈍くなる。
- かけ上がり:岸から沖へ続く水中の斜面のことで、主に急激に変化している場所を指す。バスの通り道や身をひそめる場所になる。同義語:ブレイク
- カットテール:尾が切れたような形状のワームで、ゆらゆらと動いて魚を誘う。
- カバー:水中の障害物や隠れ場所で、バスが身を潜める場所。
- カバー撃ち:水草や木の陰に隠れるバスを狙って、ピンポイントでルアーを投げ入れる釣り方。
- カレント:水の流れや流速。流れのある場所にバスが集まりやすいこともある。
- キャスト:ルアーを狙ったポイントに投げる動作。
- クランクベイト:ルアーの一種で、丸みを帯びたボディを持ち、水中で泳ぐように動くもの。
- クリアウォーター:透明度が高い水。バスにルアーが見えやすく、釣りに工夫が必要。
- クロー系ワーム:エビやカニに似せたワームのこと。底を這わせて動かすと効果的。
さ行
- サイトフィッシング:水中のバスを目視で確認しながら釣る方法。
- サスペンド:水中で浮いた状態でとどまること。サスペンドルアーもこの性質を持つ。
- サーチベイト:広範囲を探るために使うルアー。特に早く巻けるものやアピール力の強いルアーが使われる。
- サミング:ベイトリールでラインの出方を親指で制御すること。
- シェード:木や藻によってできる影の意味。夏場などは水温の上がりにくい日陰に魚は集まる。
- シャッド:小魚を模した細身のルアーで、自然な動きが特徴。
- シャロー:浅い水深のエリア。バスがエサを探しに来やすい。
- ジャーク:竿を強く鋭くあおるアクション。ルアーに鋭い動きをつけることができる。
- ショートバイト:バスがルアーに軽く触れるだけで、本格的に食いつかないこと。
- シンカー:仕掛けに使うおもりのこと。
- スキッピング:ルアーを水面で跳ねさせて投げる技術。オーバーハングや桟橋の奥を狙う際に有効。
- スピナーベイト:金属のブレードがついたルアーで、水中でキラキラと光るのが特徴。
- ストラクチャー:水中の地形や構造物。岩や倒木、人工物など、バスが集まりやすい場所。
- スモールマウスバス:ブラックバスの一種で、バス釣り対象魚の一つ。
- スポーニング:産卵期のこと。主に産卵前はプリ、産卵中はミッド、産卵後はアフターやポストと呼ばれる。
- スラック:ラインスラックの略語で糸が張っていなく緩い状態。
た行
- タイト:ルアーを障害物にそって動かす攻め方のこと。
- タックル:釣りに必要な道具一式を指す。主に竿、リール、糸、ルアーの組み合わせ。
- ダウンショットリグ:おもりをルアーの下に付ける仕掛け。底を取って釣る際に使われる。
- ターンオーバー:寒気によって表層の温かい水が冷やされて沈み、底のほうの冷たく酸素の少ない汚れた水と混ざって水全体の水質が悪くなり、魚の活性が下がる状態。主に寒くなり始める秋に起こる現象 同義語:フォールターンオーバー
- ティンセル:フックにつけるキラキラとした装飾。小魚の鱗を模して、魚を引きつける効果がある。
- ディープ:水深が深いエリア。特に夏や冬にバスが集まることが多い。
- トゥイッチ:竿を小刻みにあおるアクション。ルアーを左右へ細かく動かすやり方。
- ドッグウォーク:ルアーが左右にジグザグに泳ぐように動かすアクション。
- トップウォーター:水面を泳がせるルアーで、バスが水面に飛び出してくる迫力が楽しめる。
- ドラグ:リールに備わる機能で、引きの強さに応じて糸を送り出すことができる仕組み。糸切れ防止に役立つ。
な行
- ナチュラルカラー:自然に溶け込むような色合いのルアー。クリアウォーターやプレッシャーの高い釣り場で効果的。
- ネイルシンカー:ネコリグなどで使う細長い形状のおもり。ワームに差し込んで使う。
- ネコリグ:ワームに針とおもりを埋め込み、自然に立つようにしたリグ。シンプルで効果的な仕掛け。
- ネスト:バスの産卵床のこと。同義語:スポーニングベッド
- ノット:釣り糸を結ぶ方法のこと。例えば「ユニノット」や「パロマーノット」など、結び方により強度が異なる。
- ノーシンカーリグ:おもりを付けずにルアーを自然に漂わせるリグ(仕掛け)。
は行
- 波動:ルアーが泳ぐことによってできる水の動きのこと。同義語:水押し
- ハードボトム:地質の硬い底のこと。
- バイト:バスがルアーに食いつく行為。
- バックラッシュ:リール内で糸が絡んでしまうこと。
- バズベイト:水面をブレードでかき混ぜて音を立てながら泳ぐルアーで、強いアピール力が特徴。
- バンク:岸辺や水際のこと。浅瀬に近い場所にバスが集まりやすい。
- バイブレーション:細長いボディを振動させて泳ぐルアーで、遠投性能が高く、広範囲を探りやすい。
- バーサタイル:汎用性が高いこと。主にロッドに使われ、様々なルアーを使えること。
- ビッグベイト:大型のルアーで、大きなバスを狙うために使用する。
- ヒット:バスがルアーに食いついた瞬間。
- フック:仕掛けに使う針のこと。
- フッキング:バスがルアーに食いついたときに、針を確実に刺し込むために竿を立てる動作。
- フォール:ルアーが水中に沈む動きや過程。
- ブッシュ:水中にある木や草のかたまりで、バスの隠れ場所となる。
- フリッピング:カバーなどの障害物の周辺にルアーを送り込むテクニック。
- ブレイク:急に深くなる水中の地形のこと。バスが集まることが多い。
- ベイト:ベイトリールのこと。
- ベイト:バスが捕食する餌の総称。
- ポイント:釣り場を指す言葉。
- ボイル:小魚などをバスが追って水面を波だたせること。
- ポッパー:水面で「ポコッ」と音を立ててアピールするトップウォータールアー。
- ボトム:水底のこと。
ま行
- マッチザベイト:そのポイントでバスの餌となるものに似せた形やサイズのルアーを選択すること。
- マズメ:朝と夕方に魚の活性が高まる時間帯のこと。朝マズメ、夕マズメ等。
- マッディウォーター:濁りのある水。視界が悪くなるため、バスがエサを探すのに苦労する。
- 巻き抵抗:リールを巻く際に感じるルアーの重さや引きのこと。
- ミディアムディープ:中層の深さで、浅瀬と深場の間に位置するエリア。
- ミノー:小魚の形をしたルアー。水中で自然な泳ぎをする。
- メインレイク:湖の中央付近にある広いエリア。夏や冬にバスが集まりやすい場所。
や行
- ヤミーロール:釣り用語として特定の動きではないが、ワームやルアーが自然に「転がる」動きのこと。
- ヤマセンコー:ワームの一種で、初心者から上級者まで人気のあるルアー。
ら行
- ランカー:50センチ以上のバスを指す言葉。
- ライブウェル:釣った魚を一時的に生かしておくための水槽。
- ラージマウスバス:ブラックバスの一種で、バス釣りの対象魚の一つ。
- ラバージグ:ゴム製のスカートが付いたジグ。障害物周りでバスを誘いやすい。
- ライン:釣り糸のこと。素材によってナイロン、フロロカーボン、PEラインなどがある。
- リアクション(バイト):不意に魚を驚かせるような動きをして食いつかせるアクション。
- リール:釣り糸を巻き取る装置のこと。バス釣りでは主に軽いルアーはスピニングリール重いルアーはベイトリールを使う。
- リグ:ルアーの仕掛け方や組み合わせのこと。例として、ノーシンカーリグ、テキサスリグなどがある。
- リフトアンドフォール:竿を持ち上げてルアーを浮かせ、ゆっくりと沈めるテクニック。
- リトリーブ:ルアーを回収すること。巻き方やスピードを調整して、ルアーの動きを工夫する。
- ルアー:プラスチックや金属でできた疑似餌のこと。
- レンジ:バスがいる水深や層のこと。
- ロッド:釣り竿のこと。釣り竿もスピニング用とベイト用それぞれがある。
わ行
- ワーム:柔らかいプラスチック製のルアーで、虫やエビに似せている。
- ワカサギカラー:ワカサギ(小魚)に似せた色のルアー。バスが好むカラーリングの一つ。
- ワンド:入り江や湾状の水域で、バスが休息や産卵に集まりやすいポイント。
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