ブラックバスまずいという誤解を解く!美味しく食べるためのポイント

1 バス釣り基本
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えびまよ塾長
えびまよ塾長

ブラックバスはまずい?おいしい?と疑問に思っている方は多いかもしれません。実際、ブラックバスは釣りのターゲットとして非常に人気が高い魚ですが、食用としてはあまり広く認知されていません。その理由として、「ブラックバスは臭い」「まずい」というイメージがあるからです。しかし、ブラックバスは正しく調理すれば、非常に美味しく食べることができる魚です。

ブラックバスは食べてもいいのか、どんな味がするのか、気になる方も多いでしょう。実際にブラックバスはアメリカでは食材として使われており、その美味しさが評価されています。日本でも調理法さえ工夫すれば、その味わいを楽しむことができます。また、ブラックバスを調理する際に気になる「臭い」についてですが、しっかりとした下処理を行うことで臭いを取り除くことが可能です。

さらに、ブラックバスを使った料理の一例として、バス天丼があることをご存じでしょうか?ブラックバスを揚げて天丼にする料理は、意外にも美味しく、食べてみる価値があります。また、ブルーギルもブラックバスと同じく外来種であり、食べることができます。これらの魚を食材として活用することで、環境保護の一助にもなります。

この記事では、ブラックバスのイメージ、アメリカでの食文化、さらにはブラックバスの臭いを取る方法や、どのように調理すれば美味しく食べられるのか等についてご紹介します。

  • ブラックバスが「まずい」と言われる理由は主に水質や臭みに関連していること
  • ブラックバスは水質が良好な場所で育った場合、美味しく食べられること
  • アメリカではブラックバスが食材として広く利用されていること
  • ブラックバスの臭みを取るための下処理方法と調理法があること

ブラックバスまずいは本当?食べられない魚なの?

  • ブラックバスのイメージと実際の味
  • ブラックバスの食用としての歴史
  • アメリカでは食べられている?
  • 料理に使えるブラックバスの部位

ブラックバスのイメージと実際の味

ブラックバスは、釣りの対象としては非常に人気がありますが、食用としてはあまり広く認知されていないのが現状です。その主な理由として、「まずい」「臭い」といった印象が強く、食べることに抵抗を感じる人が多いことが挙げられます。確かに、ブラックバスはもともとアメリカから移入された外来種であり、日本の湖や池に生息していますが、その生息場所が必ずしも清浄な環境ではないことが、この悪いイメージを強化しています。特に、汚れた水に生息している場合、その身に独特の臭みがつくことがあります。そのため、ブラックバスが食べられない魚だと思われがちです。

しかし、実際にはブラックバスは非常に美味しく食べられる魚です。水質が良好な場所で育ったブラックバスは、身がしっかりとした白身で、淡白であっさりとした味わいを持っています。鯛のような優れた食感があり、繊細な風味を楽しむことができます。正しい下処理を行い、調理方法を工夫すれば、非常に美味しい料理に変身するのです。ブラックバスが持つ本来の美味しさは、調理によって引き出すことができるため、適切に処理を行うことが何より重要です。

ブラックバスの食用としての歴史

ブラックバスは、もともと北米に生息していた魚であり、アメリカでは食用としても広く親しまれてきました。19世紀の終わりから20世紀初頭にかけて、アメリカではブラックバスがフライフィッシングの対象魚として人気を集めていた一方で、その美味しさから食用としても取り扱われていました。特に、アメリカではブラックバスのフライやグリル、スープとしてよく調理されており、家庭料理やレストランメニューにもよく登場します。

一方、日本におけるブラックバスは、1925年に実業家の赤星鉄馬氏によって最初に芦ノ湖に放流されたことがきっかけで生態系に定着しました。当初は釣りを楽しむために持ち込まれたものの、次第に日本でもブラックバスを食用として食べることが注目されるようになりました。しかし、日本では「外来種」「スポーツフィッシング用」というイメージが強く、ブラックバスを食べる習慣が根付くことは少なく、その結果、食用としての認知度は低いままでした。とはいえ、近年では環境保護や駆除活動の一環として、ブラックバスを食べる取り組みも増えてきています。例えば、ブラックバスを料理することで、生態系に与える影響を減らし、魚資源の無駄を減らすことができるため、食材としての再評価が進んでいるのです。

アメリカでは食べられている?

アメリカではブラックバスは食べられる魚として広く認識されています。実際、アメリカの一部の地域では、ブラックバスは家庭料理やレストランメニューの定番として食べられてきました。特に、南部や中西部のアメリカでは、ブラックバスはフライやグリルで調理されることが一般的で、湖や川で釣った魚をその場で調理して食べるというスタイルがよく見られます。また、地元のレストランでは、ブラックバスを使ったフライやスープ、煮込み料理などが提供されています。

アメリカでブラックバスを食べる文化は、特にその身の食感と風味が他の淡水魚に比べて優れていることが評価されてきたからです。ブラックバスは淡白で繊細な白身を持ち、さまざまな調理法に対応できるため、アメリカでは食材として非常に重宝されています。その一方で、ブラックバスが釣りにおいてスポーツフィッシングとしても人気が高いため、釣り人の間では「キャッチ・アンド・リリース」が一般的であり、食用として持ち帰る文化は一部に限られています。それでも、アメリカではブラックバスを食べることは一般的であり、食材としての価値は確立されています。

料理に使えるブラックバスの部位

ブラックバスはその肉質が淡白であっさりとしており、部位によってはさまざまな調理法に適しています。料理に使う部位として最も多いのは、もちろん身の部分です。ブラックバスの身は柔らかく、食べやすいので、フライ、塩焼き、ムニエル、煮付け、唐揚げなど、さまざまな調理法に使われます。ブラックバスの身は、鯛のように白身で上品な味わいを持っているため、シンプルな調理法でもその美味しさを楽しむことができます。

また、ブラックバスの頭や骨も料理に使うことができます。例えば、ブラックバスの骨を使ってダシを取ったスープは、淡白で優しい味わいが特徴的です。煮込み料理やスープに使うと、身の部分と一緒に旨味が溶け出し、深みのある味を引き出すことができます。頭の部分を使った煮付けも一般的で、特に骨が多い部分を煮込むことで、骨から染み出した旨味がスープや煮物に豊かな風味を加えます。

さらに、内臓部分も料理に活用できますが、内臓を使用する際は注意が必要です。内臓部分は鮮度が落ちると臭みが強くなるため、しっかりと洗い、適切な処理を行うことが大切です。内臓を使った料理としては、特に炒め物やスープにする方法がありますが、少量を使うことがポイントです。ブラックバスの内臓は、そのまま調理するよりも、他の素材と合わせて風味を引き立てるような使い方をすると良いでしょう。

ブラックバスまずいと言われる理由とおいしく食べるための調理法

  • 臭みの原因とその対策法
  • 美味しさを引き出す調理法
  • 食べる場所やお店を選ぶポイント
  • ブルーギルも食べられる?

臭みの原因とその対策法

ブラックバスに特有の臭みがあると感じる方が多いですが、その原因は主に生息している水質に関連しています。ブラックバスは、比較的汚れた水でも生息できる魚で、濁った水や栄養分の多い場所に生息していると、身に泥臭さや生臭さがつきやすくなります。特に、体内にある浮袋の脂肪部分や内臓が臭みの元となり、これを取り除かないまま調理すると、食べたときにその臭みが残ってしまうことがあります。

臭みを取り除くための対策としては、まずブラックバスを釣った後にしっかりと水洗いをして、表面の汚れを落とすことが基本です。さらに、内臓を取り除く際には浮袋に付いている脂肪部分も丁寧に取り除くようにしましょう。この脂肪が臭みの原因になるため、しっかりと処理をすることが肝心です。また、臭みを抑えるために、軽く塩を振ってしばらく置いておくことで、臭いが和らぎます。こうした下処理を行った上で、焼き魚や唐揚げ、ムニエルなど、加熱調理をすることで、臭みを完全に取り除くことができます。生で食べることは避け、必ず加熱してから食べるようにしましょう。

美味しさを引き出す調理法

ブラックバスの美味しさを最大限に引き出すためには、いくつかの調理法があります。まず、最も基本的で人気のある方法は「塩焼き」です。ブラックバスは淡白であっさりとした味わいなので、シンプルな塩焼きでその風味を堪能できます。塩を軽く振ってから焼くことで、表面がパリッと仕上がり、香ばしさが引き立ちます。焼き時間に注意して、過度に焼き過ぎないようにしましょう。焼きたてのブラックバスは、身がふっくらとしてジューシーで、シンプルながらも満足感のある一品になります。

また、ブラックバスは唐揚げにも最適です。外はカリッと中はジューシーな食感が楽しめます。唐揚げにする際には、薄く衣をつけることで、魚の旨味がしっかりと閉じ込められます。油で揚げる際には、油温を170度程度に保ちながらしっかりと揚げることで、魚の臭みを抑えることができ、食べやすくなります。

さらに、ブラックバスはスープや煮物にも適しています。特に味噌や醤油ベースで煮込むと、身が柔らかくなり、旨味がしっかりと染み込みます。煮物にする際は、骨や内臓をしっかり取り除いた後、魚の身を一口大に切り、野菜と一緒に煮込むことで、栄養がしっかりと取れる一品が完成します。スープの場合は、ブラックバスの風味がダシとして活き、あっさりとした味わいに仕上がります。

このように、ブラックバスは調理法に応じてその美味しさを引き出すことができます。適切な下処理を行い、シンプルな調理法を試すことで、ブラックバスの本来の味を存分に楽しむことができます。

食べる場所やお店を選ぶポイント

ブラックバスを食べる場合、場所やお店の選び方は非常に重要です。ブラックバスは特に新鮮さが求められるため、信頼できるお店やレストランで食べることが大切です。特に、その魚の調理法にこだわり、鮮度を保ったまま料理されるお店を選びましょう。まず、ブラックバスを提供している店舗を選ぶ際には、その店がどのようにブラックバスを仕入れているかを確認することがポイントです。例えば、地元で獲れるブラックバスを使用している店舗であれば、より新鮮で美味しいブラックバスを楽しむことができます。また、店が魚の鮮度を保つためにどのような方法を取っているか(冷蔵保存や冷凍保存など)もチェックすることが重要です。

さらに、ブラックバスを扱っているお店の調理方法にも注意を払いましょう。新鮮なブラックバスを調理する際には、特にその身の繊細さを生かすシンプルな調理法が望ましいです。塩焼きやムニエル、フライなど、軽い味付けでその味を引き出す方法が適しています。そのため、料理メニューを見て、ブラックバスをシンプルに調理している店を選ぶと良いでしょう。反対に、過度に加工した料理や濃い味付けで提供する店では、ブラックバス本来の味が損なわれる可能性があります。

また、ブラックバスは外来種であるため、食用としての利用が推奨されている場所もあります。特に、環境保護の観点から、ブラックバスを食べることが積極的に奨励されている地域では、ブラックバスを使った料理がメニューに登場することがよくあります。こうした地域では、ブラックバスを食べることで自然のバランスを保つ手助けをしているという意識があるため、安心して食べることができるでしょう。

ブルーギルも食べられる?

ブルーギルはブラックバスと同様に、外来種であり日本の生態系に悪影響を及ぼすことが懸念されています。しかし、ブルーギルも食用として利用することができます。実際、ブルーギルはアメリカではよく食べられており、その美味しさも知られています。日本でも、ブルーギルを食べるための取り組みが徐々に広まりつつあります。

ブルーギルの味は淡白で、肉質がしっかりとしており、調理によってはブラックバスと似た味わいを楽しむことができます。ブルーギルの身は非常に柔らかく、白身の魚特有の淡泊な風味が特徴です。多くの人がそのままフライにして食べたり、煮付けにしたりしています。フライにすると、外はカリッと、中はジューシーな食感に仕上がり、淡白な味わいが引き立ちます。また、塩焼きにすることで、シンプルながらもブルーギルの旨味をしっかりと楽しむことができます。

ただし、ブルーギルを食べる際にはいくつかの注意点があります。まず、ブルーギルもブラックバスと同じく、汚れた水域に生息することが多いため、臭みが強くなることがあります。このため、釣ったブルーギルを食べる前にはしっかりと下処理を行うことが重要です。特に、内臓や脂肪部分を取り除くことが、臭みを抑えるためのポイントです。新鮮なブルーギルを調理することで、その美味しさを最大限に引き出すことができます。

さらに、ブルーギルもブラックバス同様、料理店やレストランで食べることができますが、その新鮮さを確保するために、信頼できる場所で食べることが推奨されます。ブラックバス同様、ブルーギルも地域によっては外来種駆除の一環として食用に提供されていることがありますので、こうした場所で食べることは、環境保護にもつながる一石二鳥の方法と言えるでしょう。

ブラックバスまずいと言われる理由と本当の美味しさ

  • ブラックバスは釣りの人気対象だが食用としては認知度が低い
  • 「まずい」「臭い」という印象が強いため食べることに抵抗がある
  • 水質が悪い場所で育ったブラックバスは臭みが強くなることがある
  • 水質が良好な場所で育ったブラックバスは淡白で美味しい
  • ブラックバスの身はしっかりとした白身で鯛のような食感がある
  • 臭みの原因は生息する水質や浮袋に溜まった脂肪部分
  • 臭みを取り除くための下処理が非常に重要
  • 内臓や脂肪部分を取り除くことで臭みを抑えられる
  • 塩を振ってしばらく置くと臭みが和らぐ
  • ブラックバスは焼き魚や唐揚げ、ムニエルに適した魚
  • 塩焼きでそのシンプルな美味しさを引き出せる
  • 唐揚げにすると外はカリッと中はジューシーに仕上がる
  • 煮物やスープにも向いており、味噌や醤油で煮込むと美味しい
  • ブラックバスはアメリカでは広く食用にされておりフライやグリルが一般的
  • 日本でも環境保護や駆除活動の一環としてブラックバスを食べる取り組みが広がっている
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